四柱推命によってある程度の産まれながらにしての運命を知ることができます。運命=宿命とも考えられ、元々自分が持って産まれてきたもののことを指します。スピリチュアルな要素を考えるなら、考え方がまた違った視点になりますが、ここではスピリチュアルな要素は除外して、特に四柱推命のカテゴリでは話すことになります。
四柱とは言葉のとおり4つの柱、すなわち生まれた「年、月、日、時間」のことです。この世界は全てが時間や音韻などに左右されたいるわけであり、私たち小さな人間は当然ながら大自然・大宇宙の影響を少なからず受けています。全ての物体は「木・火・土・金・水」という5つの要素(=5行)によって構成されており、それぞれに影響をしあっているわけなのですが、お互いに良い影響をしあう関係もあれば、逆に相克(傷つけあう)影響を与える関係もあります。
例えば、「木」にとって水はどうでしょうか?木が育つのには必要な要素ですね。では、「火」にとって水は・・・ 水は火を打ち消します、一番相性の悪い関係ですね。産まれた年月日時間には、それぞれの意味があり、由来があります。これらを細かく配置して分析することにより、貴方が元来、自然とうまくいく生まれなのか、それとも苦労の多い生まれなのかを知ることができます。
ただ、これらを知ることだけでは、何も変わらないですね。理由や傾向を知ることにより、どんなことに備えれば良いか、や何を伸ばしていけば良いかなどが事前にわかりますので、それらに注意して人生を進めていけばいいのです。真っ暗闇の中を方向もわからずに、ただ闇雲に歩き回るだけではなく、真っ暗でも、方向感覚をなんとなく掴んで歩くほうが、うまく目的地に辿り着くことができますね。