カテゴリー

人がこの世に産まれてくる理由

「生」きる意味

この大宇宙に人類のような生物が存在する星は数が限られているそうです。限られているとは言え、何億という星があるのですから相当な数の異星人もいることでしょうし、UFOが地球に度々、飛来しているのも事実であると思います。

さて、人間がなぜこの世に産まれてくるのか?という疑問についてなのですが、答えは一つです。「背負ったカルマを解消する為」です。解読不明な文章に見えるかもしれないですね、少し解説してみましょう。

人の正体は霊魂のようなものです。人は死ねば、今まで動いていた体は物となってしまいます。それを操っていたのは、脳であるのですが、脳から指令を受けた体が機能しなくなって体が死んでしまうのですが、そもそもその脳を司っているのは、霊魂のようなもの=すなわち心なのです。人はそれぞれ「個」の光なのです。「個の光」については、また別で書きますが、要するに人は魂(ここではそう表現します)なのです。

魂が背負っているカルマを解消する為、というところまで理解できましたね。
では、カルマについてです・・・
魂は形の無いものです、それでは実際に行動を起こすことはできないですね?そこで肉体というものを使って、人間界で生活をするのです。
肉体に宿った魂は、一人の人間として一時借用している体を使って人間界で生活をします。我々、霊魂は何でも想念で繋がりあっていますし、今これをしたい、今これが欲しいと想えば、それは瞬時に実現されます。そうです、何でも思ったことがすぐに実現できるのです。これが霊魂の世界から言うと退屈なんですが、それについては後日に書きます。

話を戻します。
人間の体に宿った魂は、時間が経つとともに霊魂であったときの能力や記憶を失います、但し一時的にです。2歳くらいの小さな子供が、誰も居ない方向に向かってにっこりほほえんだりしている事がよくあるのも、肉体に降りて来る前にあった能力の残りです、時間とともに能力を失います。
そして、成長とともに人間としての人生を過ごすのです、この地球で。

人間というものは非常によくできた神様の仕組みであるのですが、最大の特徴は「欲」がある、という点なのです。欲望、、、それはもう様々な欲望がこの世にはうごめいていますね。しかしながら、物を食べるという事も欲望の一つであり、決して沢山のお金が欲しい、ブランド物のバッグが欲しい、といったような解りやすい欲だけを指すのではありません。
人間は欲望を持つように出来ているのですから当然のことであり、決して恥ずかしいことではありません。少し脱線しますが、断食をして生き仏になられるような高僧は、肉体を維持するための仕組みである、食欲をも絶つことにより、魂の修行をされているものです。
カルマは人それぞれによって異なります。ある人は、前世でやり残した仕事があるため、それを解消(完結)させるため、ある人は前世で、愛する人に対する想いを遂げられなくてそれを遂げるため、またある人は、人との関わりの苦手さを克服できなかったまま人生を終え、次はその克服にチャレンジする為、、、様々なカルマがあるのですが、それを解消したいと想い願う、その為には大変な苦労(=魂に負荷をかける)という作業を、この世で行うのです、それが目的です。

皆さんも何となく「私はこういう音楽に惹かれる」「この景色、何だか懐かしい」「いつも特定の趣味に駆られる」といった傾向がおありだと思います。これは、前世に存在していたときの経験によるところがとても影響しています。今、皆さんが抱えている悩み(=カルマ)もそこから繋がっているのです。

人間はこの世で、様々な喜怒哀楽を経験し、成功や失敗を沢山経験してそのなかで人を愛することを経験したり、人を恨むような経験をもしたりします。毎日毎日が非常にめまぐるしいです、それが人間界です。その沢山の経験の中で、数え切れない「欲」を一つずつ捨てていく事を目差す、それが生きるということなのです。この生きるということを通して、沢山の欲望だらけであった穢れを落としていく作業、これが「魂磨き」の作業であり、この世に産まれてきた最大の理由であり目的であるのです。

欲を捨てるのは色々とあるのですが、最後に人は誰でも死にます。その時には「生きる」という欲を捨てることになります。たまに捨てきれない人も居ますが、その話はまた別段で・・・

つまり「欲を満たす」ために生きているのではなく、「欲を捨てる為」に人は産まれてくるんです、、、逆のように感じるかもしれないですね。